髭じじーの山便り!

ゴボウ畠登山口〜杉越〜白岩山〜
水呑の頭〜杉越 (赤線)
杉越〜向坂山〜スキー場〜林道〜
ゴボウ畠 (青線)を歩きました

白岩山〜向坂山 (霧立越)

宮崎&熊本県境
2015年10月11日

霧立越は昭和初期まで 馬の背で物資を運んだ「駄賃付け道」だったようです 
壇ノ浦の合戦に敗れた平家一門が霧立越を越えて椎葉へ また「西南戦争」で田原坂の合戦に敗れた薩摩軍が西郷隆盛と共に人吉に逃れた道だったようです
歴史有る ロマンの道のようですね!

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椎葉村へ
24年前も スキーをした後 椎葉村へ行った
その時通った 国見峠は大変な酷道だった
椎葉村は 山奥の山奥だと思ったものだ
その後 開通当時一般道のトンネルでは九州では一番長い
国見トンネルが出来たニュースはテレビで見た記憶がある

今回は 椎葉村の情報を下調べして 巨樹を見に訪れた
国見トンネルを通って訪れた椎葉村は チョット山奥でした(笑)

7:42〜46縦走路の杉越へ(マウスを上へどうぞ)
地形図では「白岩峠」 また日向の国と肥後の国を結ぶ峠なので「日肥峠」とも言われているようです
稜線に出て 冷たい西風が吹いていて寒い 温度計を見ると8℃ 遊歩道を登っていた時 暑くて脱いだフリースを 寒くて再び着ました

髭じじーの山便り!

九州中央山地の山は 派手ではないが のんびりゆっくり歩きには 静かで良い所ですね
少し遠いですが 時間が自由になったら のんびり縦走したいですね
山歩きは少しでしたが 帰りはSAで休みながら 山陽道玖珂Pで爆睡して12日朝帰りました

西南の役戦没者慰霊の碑

広島県の方達も・・・

西南戦争 最大の激戦地 田原坂へ行きました

霧立越は、「日本最後の内戦「西南の役」で田原坂の合戦に敗れた薩摩軍が西郷隆盛と共に人吉に逃れた道」 だと知り 田原坂へも・・・・  (単純ですね 笑)

西南戦争資料館は 新館を建設中で閉館中でした 

大久保の大ヒノキの所から あの山は白岩山かな? と思って撮影
カシミールで調べると正解でした

大久保の大ヒノキ これも巨樹です!

十根川重要伝統的建造物群保存地区

この地区は「椎葉型」といわれる独特の建築様式の民家とそれに機能的に隣接する馬屋・倉、そして屋敷を構築する石垣が樹木林と程よく調和し、歴史的景観を保持しています (椎葉村観光協会様のHPより)

八村杉です 凄い巨樹です!
那須大八郎宗久の手植えと書かれています 
源平合戦に敗れた平家が霧立越を通って椎葉へ・・・
その平家追討に来た源氏の武将が那須大八郎宗久だそうです

この近くの民家の表札を見ると 那須さんでした
大八郎宗久さんの末裔なのかなぁー (ロマンですね)

10:17 無事下山

10月は 全く雨が降らなかった
(11月に成って作成 苦笑)
この日 歩いた午前中だけが雨が降った
日頃の行いが大変悪いようです・・・

五ヶ瀬川源流  美味しい水でした

9:44〜55 五ヶ瀬ハイランドスキー場
視界不良 どちらへ進めば?? キョロキョロ・・
マウスを上へどうぞ この建物を見付けて
やっと帰れました

スキー場へのルートは 鹿ネット中を下る
ここは山スキーで楽しめそうな所だと思っていたが
ネットが問題に成りそうですね

参考図

9:30〜35 向坂山(1684、8m)
いつか 何時かと思って24年 やっと登った向坂山
展望無し こんな所か・・・  の山でした(笑)
写真中央の奥に道標 ここから熊本&宮崎県境を歩けば
国見山方向へ行ける  いつか 何時か歩きたいですね

向坂山への登り

グニュグニュの木

花の替わりに 苔を撮影

9:00〜10 杉越  シトシト雨なので 雨具を着る

最初の登山者  その後2パーティー3人に会ったかな
キレンゲショウマの時季は多くの方が訪れるようですが
静かな登山ルートのようですね

帰りは 白岩山はトラバースルート

8:29〜33 水呑の頭(1646、7m)
地形図の白岩山です 三等三角点が有ります
樹木の中のピークですが 天気が良ければ 
南側に 霧島や市房山などが見えるようです

地形図の白岩山分岐地点(マウスを上へどうぞ)

急坂を下りて

雨もシトシト 霧で幻想的

天気が良ければなぁー・・・・

花が咲いてました (マウスを上へどうぞ)
この下は崖・・  恐る恐る撮影しました(笑)

8:06〜10 白岩山(1620m)山頂
地形図で白岩山と書かれている所の 一つ手前のピークが白岩山のようです
白岩山石灰岩峰とも言われるようで 四方の展望が素晴らしいピークのようですが 生憎の天候・・・

天気の良い日は 阿蘇山、九重山、祖母山、雲仙普賢岳
そして 西側正面には 熊本県最高峰の国見岳が見える筈だったのですが  この辺りでは唯一登った国見岳だったので 眺めるのを楽しみにしていたのですが・・・

霧立越は アップダウンも少なく
歩き易い道でした

杉越へ登る途中見掛けたのですが鹿が多くいるようです
その為か 草を食べられて見通しはよい

鹿防護ネットを通過して

縦走路へ登る遊歩道
ウッドチップ舗装(落ち葉が有りましたが)
されていて 足にやさしい登山道でした

ごぼう畠登山口 数台駐車可能です
車の後の登山道(遊歩道のような)から登り
車の前の林道から下りて来ました

五ヶ瀬ハイランドスキー場の駐車場です
ここからゲレンデへは 正面の入場リフトで行きます
懐かしかったです(少々記憶が怪しかったですが)

R265から 五ヶ瀬ハイランドスキー場へ入ると この案内板が有った 霧立越とは向坂山から扇山にかけての尾根伝いを辿る古道のようです 

1991年暮れ 正月休みは何処へ行こうか・・ 思案していた時 ラジオのニュースで「日本最南端の五ヶ瀬ハイランドスキー場が営業している」と聞いた  行こう・・・(単純です 笑)
その時に スキー場のトップから見た山の稜線の雰囲気が良くて 何時か歩きたいなと思った
それから24年 先月のシルバーウイークに行く計画をしていたが その後登る予定にした阿蘇の山が噴火して中止
連休ではないが月曜日の午前中に帰ればいい  登山口迄は遠いが歩きはのんびりコースなので行く事にした
10日16時30分頃 三原を カミさんと一緒に出発
    途中何度かSAなどで休息しながら
    22時20分  北熊本SA着    車中泊  直ぐに爆睡
11日 2時頃 雨が・・・・
     2時30頃かな 雨が酷くなるが 少しして雨はやむ
     3時過ぎに起きて 早い朝食(蕎麦だったかな)を食べて
     4時過ぎに出発  雨は完全に上がったようだ
         九州道御船IC〜R445〜R218〜R265を走り
     6時30分 五ヶ瀬ハイランドスキー場駐車場着 (トイレが使えます)
        ここからは未舗装の林道を走り ごぼう畑登山口へ
     7時20分 準備をして カミサンに11時迄には帰ると言って出発

ロープが掛けられた岩場を登り

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